2011年03月31日
”桜の宴” ライフコ-デイネイトレッスン
寒さが続く中ですが、
桜の花が、心を優しく包んでくれる、待ちわびた春です!
なぎさの院にて、桜を見て詠った
在原業平の歌―古今和歌集―
散り急ぐ桜の花に
心は常に急がされる
この世に桜がなかったら
春の心は、のどかなことだろう・・・
手漉き和紙の名刺カードに
この詩を書いてみました。
14~5年前
和紙作家・田村麻利子さんに
一年間、季節毎の色襲をお願いし
手染めして頂いた
手漉き紙の端紙(?)はお宝・・・
その時の紅花色を
桜の花びらに切り取り
韓国で見つけた
丸い手漉き韓紙に
散りばめて・・・
竹内真吾さんの器に
こんな感じに
セっティングしてみました。
手創りのものをあしらうと
食卓での会話も
弾みますね~♪
色紙に
桜の花を散りばめて
桜の飾りものを・・・
同じく
韓国で見つけた韓紙は、
ギュッと重ねて束ねてあり、
何か解らず、魅かれて購入。
その後、広げてみて、大感動!
カードが使えず
手持ちのウォンが乏しく
一束しか買えなかったのは
とても残念!・・・なお宝。
・・・ですが、大事に愛用します!
”桜の花”は、陶の和紙染。
熊本で陶芸教室をしている
友人・池田尚子さん作。
漆の広蓋のコーディネイトに
桜を散りばめたくて
6年前、
た~くさんの桜を創って頂いた
その時の、お宝・・・
この度、ボンドで接着・成功!
桜のコーディネイトには
いつも、大活躍してくれています。
”ひとつ” ・ ”ひとつ” に役割が。
その個性が、大きな ”ひとつ” になって、輝くのは、
地球上の私達 ”ひとり” ・ ”ひとり” も同じですね。
み~んな、ひとり ひとりが ”お宝”

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14:34
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2011年03月29日
竹内真吾 陶展 料理を引き立てる器達 ~4/11 ②
< 竹内真吾 陶展 > ― 料理を引き立てる器達 ―
250点程の作品をお招きして
桜のコーディネイトで、お楽しみ頂いています~

お馴染みの
”焼き締め”シリーズは勿論
”鉄象嵌”は、また魅力的!

お気に入りのお酒での一献を
より、至福の一時に
楽しませてくれます!
一服のコ―ヒ―は
とっておきの器で
楽しみたいものですね。
モダンで、新しい魅力を感じつつ、
原始・石器を思い起こさせる様な
どこか、懐かしく温か・・・
です!
作品展 ・ 4月11日まで、お楽しみください。
4月5日(火) 10:30~12:30
< ”端午”のテーブルコーディネイトレッスン > です。
竹内さんの作品の魅力をお楽しみください。
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12:45
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2011年03月23日
竹内真吾 陶展 料理を引き立てる器達 ~4/11 ①

竹内さんとの出会いは、もう、25年近くなるでしょうか・・・
アトリエでは、常設でご紹介していますので

既に、ご愛用のかたも多いのですが

個展は、なんと、15年振り!

相変わらずの センスの良い力作が勢揃いです!

こちらは、
お馴染み”焼き締め”に
”象嵌”。


焼き締めの器は
使い込む程に
味わいが出て
魅力が増します!

楽しんで使っていくと
その気持ちが
器にも伝わっていくんですね!




愛知の竹内真吾さんの陶展


アトリエのお庭の花

春の一時、どうぞ、ごゆっくり お出かけくださいね。



3月26日~28日は、作者・竹内氏をお迎えし、
春のお食事も お楽しみ頂きます。






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14:38
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2011年03月20日
⋆ 愛の掛け橋に ⋆
東北関東大震災から9日。
犠牲になられた皆様、
心よりご冥福を
お祈り申し上げます。
ご家族、ご友人を亡くされた皆様、
被災を受けられた皆様、
心よりお見舞い申し上げます。
思いがけない大惨事に
心痛む毎日です。
一方で
命をかけた行為が
愛の掛け橋となって
虹のように繋がって
”ひとつ” に。
私も自分に出来ることで
一緒に虹を繋いでゆきます。
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21:12
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2011年03月14日
”桜の宴”テ-ブルコ-デイネイトレッスンお知らせ 3/22
”旬を楽しむ 暮らしの
テ-ブル コ-デイネイト レッッスン”
月に一度、お楽しみ頂いております。



写真は、前回のコーディネイトの一部です。



次回の予定は、
”桜の宴” をテーマに、
3月22日(火) 10:30~11:30 です。
どうぞ ご一緒に お楽しみください。

< テーブルコーディネイトのレッスン > 終了後は・・・
< 桜をテーマにした・壁飾り・ワークショップ >
同日 13:30~

其々・ご希望の方は、お問い合わせの上
お申込み下さい。



< 竹内真吾 陶展 > ―料理を引き立てる器たち―
3月19日~より開催です!
3月26日~28日は、作者・竹内氏をお迎えし、
春のお食事も お楽しみ頂きます。






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13:14
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2011年03月13日
晩白柚・ばんぺいゆ? ざぼん?
庭の中で、一つだけ
大きく微笑んでいるのは
”晩白柚”?”ざぼん”?
ビタミンC たっぷりのミカンは
風邪や感染症の予防に良く
ミカン一日四ヶ・・・
との事ですが、
これだったら
何房かでクリア~⋆
しそうですねっ!
[ 晩白柚 ]
<晩> 晩生 (早生に対して遅れて成長)
<白> 果肉が白い
<柚> 中国で、丸い柑橘の意味
12日~16日(出張)と
17・18日(展示会準備の為)
お休みさせて頂きます。
次の展示会は
”竹内真吾 陶展”
19日~お楽しみ下さい
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13:13
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2011年03月11日
椿の花―実生から
今日は、二十四節気の <啓蟄> の中で
七十二候は、次候で、”桃・初めて咲く” です。
”桃”は、まだですが、
”梅”に続いて
”サクランボの桜”や
色とりどりの”椿”など
寒い中にも
花盛り~

庭の鴬宿梅を愛でて
微笑む 紅い椿・・・
実生 (種から発芽)で
花が咲きました~

横山秀樹さんのガラスと
春を祝って
紅白で
おめでたいですね~!
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15:38
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2011年03月09日
竹内真吾さんと楽しむ ”桜の宴”―季と食を楽しむ・会お知らせ
< 竹内真吾 陶展 >
―料理を引き立てる器たち―
3月19日~より開催です!
3月26日~28日は、作者・竹内氏をお迎えし、
春のお食事も お楽しみ頂きます。
お料理は、旬のお野菜中心の創作料理で人気の ”閏日”さん!
竹内さんの器を使って、桜

作者・竹内さんとの陶器のお話や、
お人柄に触れてのおしゃべりも、お御馳走!ですね!






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10:43
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2011年03月07日
文旦
25年程前になるでしょうか・・・
”美味しくって、取り寄せたの~!”
・・・と、知人から一つ、お福分け

この時が、”文旦” にであった最初です。
初めて味わった美味しさ

次の日には、
バスと電車、再びバス
・・・と、乗り継いで
”文旦の苗” を
抱えて 帰ってきた母。
小さかった苗は
今では、 こんなに大きくなりました。
清国の船が 遭難した時
助けてくれた
”薩摩”へのお礼にくれた
”朱欒” と ”白欒” と言う
珍しい柑橘類を植えたのが
”文旦” の誕生

名前の由来は・・・
その船長の ”謝文旦” の名から・・・だそうです。
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18:48
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2011年03月06日
啓蟄 けいちつ
まだ、さむ~い日々が続きますが、
自然は、”本格的な春

”二十四節気” では、
今日から <春分> までの約二週間 <啓蟄> です。
<啓蟄>
”啓”
開放する ・ 夜が明ける
”蟄”
土中で冬ごもりしている虫
この期間、さらに”五日置き”に 季節が移ろう
”七十二候” があります。
< 蟄虫戸を啓く >
すごもりのむしとをひらく
大地が暖まり
冬眠していた虫が
春の到来を感じ
草木が芽吹くと同時に
穴から出てきて
地上に這い出してくる頃
・・・暖かな季節の
訪れですね。
この期間の七十二候は・・・
3/11~
< 桃

3/16~
< 菜虫 蝶と化す >
その後・・・
”春分”を迎えます~

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16:48
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2011年03月05日
水仙・雪中花・ナルキッソス
庭の繁みに
毎日順番に
美しい姿で春を告げる
水仙の季節到来です!
気品ある豊な薫り・・・ ”水仙”
お部屋の中は水仙の薫りでい~っぱい!
幸せな心地にしてくれます。
美しい花の姿が
”仙人”のようである事の表現に
天にあるを”天仙”
地にあるを”地仙”
水にあるを”水仙”
・・・と、あります。
美少年ナルキッソスの
ギリシャ神話では・・・
泉に映った
自分の姿に恋心を。
毎日眺めて
いつの日か
1本の花になったのが
”水仙”の花だそうです。
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23:10
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2011年03月03日
”雛の宴”のテ-ブルコ-デイネイトレッッスン―②
今日は ”五節句” の一つ

”上巳の節句” ”雛まつり” です。

”上巳” とは 旧暦三月の
上旬の ”巳” の日の事です。

川で身を清め
不浄を祓う ”中国の習慣”が
平安時代に日本に伝来し
宮中の ”曲水の宴”に。

当時、貴族の間では、
紙や土など

素朴な素材の
”形代”に汚れを移し
災厄を ”形代”に託して
川に流したのが

”流し雛” となったそうです。
日本の ”雛あそび” と
”巳の日の祓い” が
今のスタイルになりました。

紙や土の ”形代” は
”紙雛” となり
屏風に立てかけ

調度品を飾り
菱餅 ・ 白酒 ・
雛あられ ・ 桃の花 を供え
お祭りする行事に
変化していったそうです。


<桃> <白酒>
おめでたい”紅白”になります。
太陽と月の小宇宙も意味し、
”桃”は陽木で
邪気を払う”仙木”が
愛でられる所以の様です。

<菱餅>
―紅 ・ 梔子―
邪気除け
―白 ・ 菱の実―
清浄

―緑 ・ 蓬―
邪気を祓い

増血作用有

<弥生>

― 春の陽気至って
萌出でたる草木の

”弥々生”い盛る ―

この詩から 三月を ”弥生” と。
”春惜月” ”花見月”も
三月の美しい表現です。



月に一度、お楽しみ頂いております。
”旬を楽しむ 暮らしの テ-ブル コ-デイネイト レッッスン” では
”季節や風習” についてのお話も お楽しみ頂いております。
次回の予定は、 3月22日(火) 11:00~13:00


竹内真吾さんの焼き締めの器をコーディネイトしながら



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09:26
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2011年03月02日
お雛さまの小物創り ・ ワークショップ
お雛さまの
手刷和紙を見つけました。
奉書や
花柄などの手刷和紙
手すきの”桃”色の和紙
クショッンになりそうな不織布
・・・・・・
手すきの和紙は
風合いを出す様 揉んで
”揉み和紙” 風に。
揉み和紙風にした
手すき和紙で不織布を包み
立体感を。
切り取った
手刷り和紙の”

小さく切った、
金の和紙・・・
散りばめて 少し華やかさを。
厚みのあるボードに貼って
壁飾りにも。
ポチ袋をあしらって
添えているのは
金糸で結んだ
”萌木色”と”紅”のお香
襲の色目 ”桃かさね”です。
Posted by 宿根草 at
19:19
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2011年03月01日
”雛の宴” テ-ブルコ-デイネイトレッスン―①
”旬を楽しむ 暮らしの
テ-ブル コ-デイネイト レッッスン”
月に一度、お楽しみ頂いております。



(~3/7・ご紹介中です!)

ガラス・陶器・漆の器・・・etc
暮らしの道具をアレンジ~

<右近の橘> 庭で採れた ”文旦の実” を・・・
<左近の

漆の茶櫃やお弁当箱で
高低のバランスを・・・
朱塗の漆お皿は、
華やかさのアクセントにも。
”桃”は
まだ咲いていないので
今、咲いている花を
庭から調達。
”満作”と”ねこ柳”の花。
”ねこ柳”は
帽子が取れて
花穂は、銀白色のビロード。
黄色の花粉と同時に
猫のしっぽのように!
tuzuku~


11:00~18:00 ご自由に どうぞ




旬を楽しむ 暮らしの
< テ-ブルコ-デイネイトレッスン >
次回の予定は、

”桜の宴” をテーマに、
3月22日(火) 11:00~13:00 です。

テーブルコーディネイトのレッスン終了後は・・・
桜をテーマにした・壁飾り・ワークショップ
同日 13:30~

其々・ご希望の方は、お問い合わせの上
お申込み下さい。

どうぞ ご一緒に お楽しみください。
Posted by 宿根草 at
20:05
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