2017年01月10日

■JAPAN 春リレー漆展 vol.1「初春」■故北原久+北原進 父子 うつわ&漆の厨子展■    






            漆は、「JAPAN」と言われ、
            日本の風土に根付いた素晴らしい素材です.
.


                                          朱塗 「輪花皿」


























                        残念ながら、一般的には
                        「漆は扱いが難しい」
                        「漆のお手入れは面倒なのでは・・・?」 とのお声も多く、

                        「多くの方が「愛でる素材どまり」 
                        「一年に一度使うかどうか・・・」 が現状です。


                        そんな印象は、親から子へと受け継がれてゆき、
                        「漆には一生触る事はないと思っていた」
                        「親からは、触れてはいけないと言われ、使ったことなどはない」
                        ・・・など、若い方々のお声も聞かれます。








































            漆は、白木の素材を丈夫に使える為に生まれた技術で
            手入も面倒ではなく、
            毎日使うことにより、色つやが増して、表情豊かに育っていきます。


            しかも、キズついたり、欠けたりしても
            修復により、蘇る魅力もあり、
            木や漆の自然素材が人の手から生み出された魅力は、
            見て、触れて、使って温かです。


            うつわでは、お料理が一段と引き立ち、勿論美味しさも倍増です。









            そして、職人(作家)の技術を伝えていく事の願いを込めて、

            日本の「機能美」を兼ね備えた「漆」の作品を、

            「初春」・「雛の宴」・「桜さくら」・と、春リレーをテーマに、

            木曽の漆のコーディネイトでお愉のしみ頂き、

            暮らしの道具の魅力を味わって頂きたいと思います。










            まず第一段は、

            残念乍、昨年他界されました北原久さんの遺作をメインに、

            久さんを父とし、漆の創作を引きついでいらっしゃる進さんとの父子展です。




 


                   ■ JAPAN 春リレー漆展 vol.1「初春」 ■ 

                 ■ 故北原久+北原進 父子 うつわ&漆の厨子展 ■              

                           ~27日まで開催中!

                      (~13日までは、京都の水引工藝も)
  

                            11時~18時

                休日  火曜日(17日はOPEします!)+14~16日









          根来や布張りの巧みな技術の困難な過程を感じさせず、
          作品は優しさ溢れます。


          希少な5つ組入れ子椀の「応量器」や、
          なかなかお目にかかれない「漆の厨子」シリーズは心奪われる美しさです。

   
          久さんは、金閣寺修復の折、漆工部の主任も務められました。
          以前、そのテーマでプロジェクトXのご出演も。













          朱・黒・うるみ・拭き漆・木地呂塗り・根来塗り・彫漆・・・
          布貼り・ノミ目削り・手彫・指しもの・挽き物・・など、
          多岐に渡る漆塗りや技法で生まれた作品。

          厨子・厨子台(引き出しやテーブル付き)・椀・トレ―・
          盆・膳・鉢・盃・掛け花入れ・応量器・手彫輪花皿・椿皿・など、約100点





       




「作家略歴」


ー父―北 原  久ー 

作 歴

1939年生まれ

中信美術会 会員
中信美術 記念賞受賞
信州美術会 会員
信州」美術会 会賞 受賞
全国選抜展 出品

1986年 金閣寺修復工事漆工部主任

長野県より文箱制作
彫漆野菊紋文箱 天皇陛下に献上

1992年 国画会新人賞受賞
1993年 準会員推挙
2001年 国画会 会員推挙



”NHKプロジェクとトX 金閣寺 ”に出演
現在 無所属


漆工を志して57年の道のりを歩んでまいりました。

茶道具をはじめとして椀や皿、鉢などの生活の器や
厨子、箱物、棚などの家具まで、様々な作品を制作しております。

下地から上塗りまでの全行程を自らの手で行い、堅牢で美しい作品を仕上げています。
作品を飾る技法としては彫漆を得意としており、
棗や茶箱、文庫などに花や木などの自然のものをモチーフとしたデザインを施しています。
また香合などは堆朱彫の技法により、漆を何層にも重ねて作った漆の板から形を掘り出して作ります。
その他にも螺鈿、蒟醤、蒔絵などのさまざまな技法を駆使した独自のやり方で、ひとつの作品を仕上げることもあります。
華やかな作品をはじめとして根来仕上げのシンプルな作品まで、多彩な作品作りをしています。











―息子―北 原  進―

 

作 歴


1966年 信州木曽に生まれる
1985年 木工作家のもとで木工家具作りの修行をする
1989年 漆の仕事を父である北原久の元で始める
1994年 第68回国展出展 以後第81回まで連続入選
1998年 第13回国民文化祭大分市実行委員会
会長賞 受賞
1999年 第73回国展 工芸部奨励賞 受賞
2005年 第79回国展 工芸部新人賞 受賞
2009年 長野県工芸美術展 奨励賞 受賞
2010年 長野県工芸美術展 市民タイムス賞 受賞
2011年 長野県工芸美術展 長野県知事賞 受賞 
2012 年 東京都美術館「月火水木金土日 ? 想いを繋ぐ ?」出展

現在 国画会準会員


木工の仕事と漆の仕事は分業でおこなわれるのが通常ですが、
わたしは挽物(ろくろ)、指物、刳物といった木地(木工)の仕事から漆の仕上げまでの
全ての工程を一貫して自分の手で行い、自らデザインした作品をかたちにしていきます。

効率がものを言う大量生産、大量消費のこの時代にあって
わたしの仕事のスタイルはとても効率が良いとは言えず、
時代に逆行しているかのように思えるかもしれません。

でもそんな時代だからこそ、
大切な人たちと過ごすなにげない日々の暮らしを、
暖かく、やさしく彩り、安らぎを感じていただけるものを、
コツコツとした手仕事で作っていきたいと思っています。

木、漆、螺鈿の貝、麻布、錆土など、わたしの作る漆器はすべて自然の恵みからできています。
塗った漆を乾かすのもまた自然の力。
湿度・温度によって乾く時間や仕上がりの色まで変わってきます。

木と向き合い、
漆と向き合うという自然とのコミュニケーションのなかから作品が "かたち" を現した時、
それを生み出すわたしという存在もまた自然の一部であることを気づかされるのです。
木地から塗りまですべての工程を自分の手で行うからこそ気づくこと、感じることがある
・・・そんな気がするのです。
    



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